中華アンプを買ってみた。
ちょうどリーマンショックの後から少しの期間、中国南部の都市に赴任していた。当時、iPhone 3GSやその後iPhone 4がバカ売れしていたことを思い出す。製造は中国南部の大きな工場。約20万人が働いていると聞いた。高い壁に囲まれた敷地で刑務所のようだ。ここの工場に入るだけの専門の高速道路出入口があった。
その後、ニュースにもなりましたね。労働問題関係で・・・。
そんな生活を送っていたので電子機器やその他いろいろ街中で簡単に手に入る。
まさに偽物天国!有名オーディオメーカー品や日本の代表的ゲーム機器のハード/ソフトが毎日の食事代と同じくらいの値段だから驚いた。
電気ものでは怖い思いもした。この国は電圧が安定しないので携帯電話の充電中に大きなクリップが起きて、ACアダプターが破裂したのだ。夜中だったので飛び起きた。大事には至らなかったが・・・。停電もしょっちゅうだし、電球関係もすぐ飛ぶか割れてしまう。そんな中華製、危ない部分を知れば、いろんなものが手に入り遊ぶのには十分だ。
そして今は日本。メインのオーディオ関係は、MARANTZのCDPとプリAMPでWharfedaleのSPをドライブする。COXケーブルとRCAの併用でRCAはAcoustic Harmony、SPケーブルはVAN DEN HUL。いやぁ、中途半端な構成だが、意外と満足していた。
自分の部屋にもオーディオを構築してみたくamazonを見ていたら、もう有名になっている中華アンプが目に入ってきた。
Lepai LP-2020a+
Lepy LP-V3s
値段は大体3000円くらい。中国を知っているだけに高く感じるが音が良いらしいので買ってみた。
2つのアンプの比較もしたいと思いこんなものも購入。
Head UnitはDVDプレーヤー Pioneer DV-310
SPは昔(90年代)に買って余っていたONKYOの名機INTEC185付属のSP、D-032AX。とても素直なSPだと思う。
ケーブル類はカーオーディオで使っていたものが余っていたので再利用。
SPケーブルはRexat AT-7715をセレクターとメインに使用。
で、実際の感想は、圧倒的にLP-2020A+がよい。ボーカルが前に出てくる。ニアフィールドで幅も取れないが、ステレオサウンドしては中々良い。歪みも少なくスピーカーに合っているようだ。
一方、LP-V3sは中高域に歪みを感じるし、平面的なサウンドだ。
結局、LP-V3sをDVDレコーダーに繋ぎ、TV用にして、音楽はLP-2020A+にしてみた。スピーカーセレクターで簡単に切り替えできるのが使い勝手良い。
でもこの中で一番高いのはスピーカーセレクターなのだ・・・。
今日の試聴曲・・・。
Halie Loren - They Oughta Write A Song - YouTube
Jane Monheit / Taking A Chance On Love - YouTube
TOKU - Our Love Story - YouTube
中華アンプも中々悪くないね。良い時間を過ごせました。