いまさら悔やむ・・・。

たまには、音楽やオーディオ以外のことを書くことにしよう。

2011年、株や為替は今から考えれば底値だった。当時、香港ドルで給与支給されていたので海外生活は安く済ませることができた。そこそこ貯金もできていたので、今更、運用していたらなぁ、と悔やむ。HSBC口座も持っていたのに・・・。

なぜ、こんなことを書くかというと、今入っている生命保険は料金の一部を生命保険会社の運用に任せている。20代に入ったのでハイリスク・ハイリターンの海外系株式・債権を中心に日系も同じようリスク大のもので運用してもらっていた。

当然、当初はデフレ化にあり、少しずつ減ってたわけだが、ここ数年で、株価は倍に上がり、為替も当時80円/USドルが120円を超えている。このことが影響して生命保険運用の投資にボーナス級の利益が出たようだ。アメリカの利上げも目前(年内か、9月末?)だし、中国経済(株式)は政府が関与しても低迷してきているので保険担当者がそろそろ利益確定しますか?と連絡があったのだ。

アメリカの利上げ、中国の株価不安など考えると、ここで売る方がいいと決断し、利益分を振りこんでもらうことにした。

そして、少し、お小遣いをゲット!

いやぁ、でもね。思い起こせば、香港ドルをまぁ、少しですが、持っていた訳ですよ。数万ドルほど。USドルと香港ドルはペッグ制(香港の場合、7.7~7.8で割る)と言って連動しています。当時、香港ドルは11円/香港ドルくらいでした。今は、15円後半。

さらに最近、これも香港ドルなどの絡みから人民元も基本ペッグ制です。当時、まだまだ国際通貨としての信用があまりないとされていました。ペッグ制は経済基盤の弱い国に対して、自国の為替相場が不安定になるのを避けるために、海外からの投資などを安定させるために行っています。今や、GDP世界第2位、その内1位になるでしょう、そのため、そろそろ人民元を世界通貨(IMFに認められる通貨)にしたい訳です。

最近はそこに向けて頑張っているわけです。別ルートでAIIBなんかも有りますがね。通貨の世界では中国は発言権がないんで必死ですね。

その人民元、当時13円/元が、20円に迫る勢い、上海株の低迷から今がちょうど売り時だったのかもしれません。

あのお金を持っていたらなぁ、と悔やんでるわけです。あの時、70円/ドルを割ると言ってたエコノミストや某大学教授はどう思っているのか!だから売っちゃったじゃないか・・・。

ここ2,30年の対ドルレート(日本円)をみると、150円を切ったあとは、120~130円付近が円安の限界点というのが今までのトレンドですね。

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海外工場を多数持つ日本の製造業は(特に中小)これ以上の円安は海外生産のうまみが減ることになる。地産地消なら別だけど。

っということで長々書いたが、今更「悔やむ話」でした。

最後に、投資は自己責任で(笑)